変われるってムテキインタビュー vol.30 SUPER SPINNS 福岡PARCO店 小野まどか

変われるってムテキインタビュー vol.30 SUPER SPINNS 福岡PARCO店 小野まどか

「変われるってムテキ」を世界中に。
それが、私たちスピンズのVISIONです。

世の中に服屋さんは星の数ほどあれど
私たちスピンズは「変われるってムテキ」を伝えたい服屋さん。
自らが変わっていくことで、自分の人生をクリエイトし
ワクワクを世界に伝えていく。

このインタビューは、そんな私たちの「変われるってムテキ」物語です。

今回のインタビューはSUPER SPINNS福岡PARCO店  小野まどかさんにお話をお伺いしました。

自分がやりたいと思っていることは、いつになったらやるんだろう

ー 小野さんのSPINNSに入られる前までの出来事のお話をお聞かせください。

小野:調理科の高校を卒業して私はすぐにホテルの厨房で働いていました。
就職先は違うのですが高校の同級生で同じ調理の仕事をしている女の子の友達がいました。
彼女は目鼻立ちがはっきりしているタイプで、顔立ちが濃くて「沖縄出身」とか「外国出身」といじられるキャラクターでした。
その子は素直すぎるくらい素直で言われた言葉を間に受けたとかではないですけれど、会社を辞めて沖縄に行き、その後ワーキングホリデーで外国にまで行ってしまいました。
その友達が20歳くらいの頃にそのような行動をしているのを見ていて、自分のやりたいことを即行動して、とても楽しそうだったことと何よりも「凄い」と思いました。
最初は「いじられ」から始まったことなのに、それを楽しむことに変えていった行動力にものすごい衝撃を受けました。

小野:子供の頃からオシャレが好きでした。もちろん調理も好きで調理の世界に入ったのですが、その友達に触れたことで「いいな」と思うのとともに自分がやりたいと思っていることはいつになったらやるんだろうなという悩みが出てきました。
調理の仕事に対しては漠然と一生この仕事をするイメージはありませんでした。

小野:イヤイヤやっているわけではないけれど、このまま続けてもなと思ってやりたいことがあるなら今やろうと思って、その友達に連絡して「あなたの姿を見て、私も勇気をもらえたから転職しようと思う」と連絡しアパレルで働くことを決めました。

諦めないで進んでいたら夢が掴めた瞬間

ー 調理の仕事を辞めた後はどうなっていくのでしょう。

小野:次の働き先が決まる前に辞めて、近隣だと福岡にしかなかった働きたいブランドに連絡をしてみたら募集をしていないということで「募集してないんだ」と壁にぶち当たります。
その当時住んでいた大分の駅前の開発が進んでいて、商業施設にさまざまなアパレルブランドが出店をするタイミングで半ば諦め気分で妥協して面接を受けていました。
でも、福岡の働きたかったブランドへ再度応募してみたら採用していただけることになります。
この時は妥協せずに粘った甲斐があって「勝ち取った」と思いました。

小野:アパレルもできるし働きたかったブランドにも入れたので希望に満ち溢れていました。
未経験での入社はなかなか無いらしく、未経験者へ教えたことがない先輩がほとんどでした。
でも私は働きたかったアパレルでの仕事が楽しくて仕方がなくって、接客もお声がけいってみようと行ったら新人の中でもめっちゃ売る方に入っていました。
自分でもわからないのですけど、距離感の近い接客が良いんだろうねと言われたりすることが嬉しかったです。
社員にもなり、そこで2年半くらい働きました。
やりたいことを優先して、業界の違う転職をし妥協しそうになったこともありましたけど、諦めないで進んだら夢が掴めた経験でした。

小野:働いていくうちに、人が足りないということで他県の店舗にヘルプに行ったのですが1ヶ月の約束が2ヶ月に変わったりとかが頻繁に起こり、すごく適当に扱われている感覚を持ってしまい結果的に辞めることになります。

小野:転職先のブランドの面接を受ける時に「私、店長なりたいです」と謎に舞い降りてきてしまって勢いで発言をしてしまうことになります。全くそんなこと考えていなかったのに。
多分「いけるんじゃね」とか思っちゃったのか、今だによくわからないのですけど。
そしたら「店長採用です」と後日電話が来て「え?」ってなりました。
でも同時に前職では経験できなかった立場だったので、これはチャンスだとも思って嬉しい気持ちでもいました。

限界ってこういう状態なんだ

ー 未経験で店長採用されてどうなったのでしょうか。

小野:いざ蓋を開けてみると同じアパレルとはいえブランドが違うとやり方が違いますし、わからなさすぎて部下たちから不満が出て、一杯一杯になってしまい3週間で逃げるように辞めてしまいます。
その間は、ずっと考えてるし、家に帰っても誰かに電話して、誰かに相談して、眠れないしという毎日を過ごしていて「限界ってこういう状態なんだ」って思うくらい、この時が人生で一番落ちた時です。

小野:その後、一人暮らししていたので働かないとと思ったのですが、店長で挫折した経験から正社員で働くのは責任が苦しいと思ってしまいアルバイトでいいやと居酒屋のアルバイトの面接を受けに行くことになります。
いい感じで採用が決まりそうな雰囲気で終わった面接を受けて帰った後に「あれ、私なんで福岡来たんだっけ」と思い出して「調理は一生しないって思って福岡出てきたよね」「これって私がしたいことじゃないよね」と考え直してお断りの電話をしました。

小野:やはりアパレルの仕事がしたいけど正社員はイヤだという思いと、もしかしたら同じアパレルのアルバイトで働いていたら私と同じような苦しんだ体験をした人がいるんじゃないかと思ってSPINNSに受けることになります。

アルバイトでも感覚が大人で仕事をバリバリやっていた

ー SPINNSに入社されてどうでした。

小野:今まで正社員で働いてきて、アルバイトでの面接だったのですが、なぜか私アルバイトの面接は落ちることがないと思っていました。
入ってみたら「半年ぶりの新人さんだよ」と聞かされて「なかなか受からないから久しぶりなんだよね」と聞いて驚いたことを覚えています。
アルバイトは高校生以来だったので当時の感覚でいえば仕事感覚で働いてないと思っていたのですが、みんなアルバイトでも感覚が大人で仕事をバリバリやってたことが印象的でした。
それと歓迎会で先輩からすると「年上の新人」が入ってきた刺激が良いといってもらったり、私にとっては「年下の先輩」ばかりだったことが衝撃的でした。
そして「こんなにも歓迎してくれるんだ」という感覚が大きくて、前職で精神的に落ちまくった後とのギャップが凄かったです。

小野:あんなにダメダメって言われ続けてたのに、SPINNSに入ったらいいねって言われ続けることで気持ちも楽になりましたし、自分らしく働ける場所だと感じました。
わがままとは違いますが、いろいろな意見も聞いてもらえるし、やらせてもらえるのでのびのび成長させてもらえる気がします。
SPINNSに入ってからは、辞めたいと思うことはなくなりました。

ー 辞めたいと思わなくなったのはなぜでしょう

小野:自分らしく働ける場を見つけたのに、わざわざ辞める理由がないこと。
わかってたんですよね、先輩たち見ていてSPINNSで頑張れば成長していくことが。
自分らしさを見失いたくないというのもあるかもしれません。

経験値が増えた分、苦しくても「ここ越えたらいけるな」と思えたり

ー 小野さんが今SPINNSでされていることと未来は。

小野:今はSPINNSのレディースとネイルを担当しています。
ネイルはやりたいですと言ったのは良かったのですが、技術を先輩から習わなければいけない状態でした。
どうしてもやりたいと思ったので通信で学校に午前中通い、出勤はお店の皆んなに協力をしていただき遅番にしてもらい資格を取りました。
ネイルコーナーを任せて貰えたのですが、サロンではないのでお客さんも入ってこないしリピーターも生まれないので知識も技術も上達しない状況が続いてネイルは辞めた方がいいのかなと思い始めてました。
小野:そんなことを悶々と考えていたタイミングで元SPINNSスタッフのネイリストさんが福岡で場所借りで個人サロンやりたいと思っている話をしていて、お店でやることになり一緒に技術を学びながらネイルもできるようになり、お客さんも増えてきてリピーターさんも増えてきました。
ここでも諦めなくてよかったと思いました。

小野:今はいろいろな経験値が増えた分、苦しくても「ここ越えたらいけるな」と思えたりとか、あえて困難を「やった方がいいな」と思えたりとか自分の経験から学びと自信が増えてきている実感があります。

自信をつけた瞬間、瞬間の積み重ねが大きくなっていくこと

ー 小野さんにとっての「ムテキ」とはどんなイメージでしょう

小野:自信がついた瞬間。
苦しくても結局乗り越えて成功体験を味わったり、迷い彷徨っても諦めなければ夢が叶ったり、苦しいと幸せは交互に来るイメージがあります。
自信をつけた瞬間は無敵で「なんでもこい」というメンタルになれる気がします。
そんな「自信をつけた瞬間、瞬間の積み重ねが大きくなっていくこと」がムテキなんじゃないかと思います。

プロフィール
小野まどか【madoka】
大分県由布市出身
SUPER SPINNS福岡PARCO店 レディース担当、ネイル担当

24歳で株式会社ヒューマンフォーラム(SPINNS)に入社。
28歳からネイルコーナーも担当し、現在は店頭でアパレル業務をこなしながら週2回ネイリストとしてネイル施術を行う。
お客様と楽しくお話しながらお客様1人ひとりに合った接客を心がけております!
お洋服だけでなくネイルでもSPINNSを知ってもらうきっかけづくりをしておりアパレル兼ネイリストとして活躍中。

 

インタビュアー
大槻彦吾 (g5designs & Co.)
1973年千葉県生まれ。現在は横浜市在住。 転勤族の家庭に生まれ幼少期から27回の引っ越しを経験。
高校卒業後韓国に5年間留学。 アパレルメーカーにて11年間生産・営業部長を経験。退職後ヒューマンフォーラム入社。
5年を経て社内研修を体系化。「人間が人間らしく活きられる」をテーマにキャリア・評価制度・チームビルディングをメインに 現在はg5designs.co.を主宰して持続可能な組織開発にあたっている。