SPINNS FARM vol.2

SPINNS FARM vol.2

5月22日、23日の二日間、京都の京北町で農業を行いました。

前回のvol.1の記事では、土地を耕し、畝を作り、畑が出来たことをお伝えしましたが、

今回はいよいよその畑に野菜の苗を植えていきます。

っと、その前に大事な事を忘れていました!

そう!草刈りです!!
草刈りは害虫の発生を抑える為や村の景観を守る為、また農作物の成長の妨げにならないようにする為に行うとても大切な作業です。

苗を植える前に、まず草刈りからスタートしました。

始めに草刈り機の準備から。

実際に始めていきます。

始めは順調に進んでいきますが、長時間やってくると腕、背中が痛くなってきます!
斜面の草刈りをする時は足で踏ん張るので、足も痛いです!

草刈りだけに限らず、農業は体を動かす仕事、時には力仕事もあるので、体力が必要です。

農業をされている方はこの重労働を毎日、毎年されてる事を想像すると、体の丈夫さに本当に驚かされます。

ふと、横を見るとこんな綺麗な水も流れていました!

こんなに透き通って綺麗な水はなかなか都会では見れないですね!

思わず飲んじゃいました!

草刈りも無事終わり、次は冒頭にも出てきた野菜の苗植えをしていきました。

この状態の苗を、畑に穴を掘り、一つずつ植えていきます。

根がしっかりと土に定着するように、一つずつ丁寧に水やりをしていきます。

苗を全部植え終わったら、次は看板立て。

本来、農業をされている方なら、苗を見ただけでどの野菜かが分かるのですが、

僕達は素人なので、どれがどの野菜か全く分かりません!

可愛い看板が出来ました!

これを畑に刺して、、、

畑が完成です!!

何もない状態から、何とか畑っぽい見た目にはなりました!!

今回苗を植えたのは、

キュウリ、ナス、パプリカ、ミニトマト、万願寺、スイカ、ズッキーニ、ピーマン、メロン、
里芋、生姜、とうもろこし。

いっぱい植えました!!

ここからどれだけの苗が枯れずに、収穫まで元気に育ってくれるのか、、、

野菜たちの成長記録は今後もこちらのページでアップしていくので、是非楽しみにしていて下さい!

次回からはお米の田植えも始まります!

◆コメント◆

山本泰(株式会社ヒューマンフォーラム/SPINNS店舗管理)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

約2か月ほど前からSPINNS FARMが本格的に始まり、そのメンバーとして、2週間に二日ほど京北に行き農業をしています。

普段のお仕事は農業とは全く別の、SPINNSの店舗管理という役割をしています。

全国にあるSPINNSのお店(僕の担当は主に関西です)が、地域の人々から愛される、なくてはならない存在になっていく為のサポートをしています。

僕自身は農業に興味があるのかと聞かれると、正直あまりありません。(だいぶ小声)

では、何故そんな自分が農業を始めたかというと、、、

入社して約10年、自分自身はずっと洋服を通じてお客さんに喜んで頂き、洋服を通じて仲間や自分自身が成長し、より良い人生を歩んでいくという事を考え、日々楽しく充実した10年を過ごしてきました。

洋服やファッションは自分の人生の中では切っても切り離せないものだと思います。

そんな毎日を過ごしてきた僕ですが、10年という節目のタイミングで、「洋服」から少し離れた環境でどれだけ自分がワクワクして楽しくお仕事ができるのかを試してみたくなりました。

何か自分の中でチャレンジしたい、変容したいと思ったタイミングだったんだと思います。

そして、もう一つのきっかけはCOVID-19の影響で、今まで当たり前だと思っていたことが一気に変わったことでした。会いたい人に好きな時に会えること、行きたい場所に好きな時に行けること、街に行けばお店があり何でも買いたいときに買えること。

たくさんの当たり前が当たり前でなかったことに気が付きました。

「食べる」ということもその一つだと思います。

食べたい時に食べたいものが食べれることは当たり前ではなく、自分の口の中に食べ物が運ばれるまでの過程の中には、たくさんの人が関わって、たくさんの人の努力や想いが詰まっています。

小さい時から食べ物は粗末にしたらいけないと多くの人が教わってきたと思うので、食べる事の有難さは頭では理解できると思いますが、、

でももっと大切なのは、頭で理解するだけでなく、心で感じて、心が動いて、行動が変わっていくことだと思います。

そして、心で感じ、心を動かすためには、まず自分自身が食べ物を育てて、収穫して、料理をすることを経験し、食べる事の有難さを実感することが一番の方法だと思いました。

そんな風に当たり前の有難さを心から感じれて、身の回りのヒト、モノ、コトを大切にできる一人一人が増えていくことで、世の中がもっといい風になっていけばいいなと。

SPINNS FARMの活動を通じて、当たり前の有難さを自分自身が感じ、お伝え出来たらと思います。