変われるってムテキインタビュー vol.32 SUPER SPINNS 梅田HEP FIVE店 グラフィックデザイナー 西岡 舞衣

変われるってムテキインタビュー vol.32 SUPER SPINNS 梅田HEP FIVE店 グラフィックデザイナー 西岡 舞衣

「変われるってムテキ」を世界中に。
それが、私たちスピンズのVISIONです。

世の中に服屋さんは星の数ほどあれど
私たちスピンズは「変われるってムテキ」を伝えたい服屋さん。
自らが変わっていくことで、自分の人生をクリエイトし
ワクワクを世界に伝えていく。

このインタビューは、そんな私たちの「変われるってムテキ」物語です。

今回のインタビューはSUPER SPINNS 梅田HEPFIVE店 グラフィックデザイナー 西岡舞衣さんにお話をお伺いしました。

「ワンチャンいけるんじゃね」と思ってる私がいた

ー 西岡さんのSPINNSに入られる前までの出来事のお話をお聞かせください。

西岡:中学くらいの頃は元々勉強が嫌いで、テストすら受けないくらいの感じでした。
でも「通知表に一つくらいは満点が欲しい」という謎の考えを持っていて、満点取るなら美術だろうと元々絵を描くことが好きだったので頑張っていました。

西岡:そうこうしているうちに進路を決めなければいけなくなり、行きたい美術の高校があったのですが偏差値的に難しい状況でした。
でもなぜか「ワンチャンいけるんじゃね?」と思っている私がいて受験したのですが、やはり落ちました。
163人受験して合格者が150人の中で落ちた13人に選ばれた人生初の挫折でした。

西岡:その後、落ちた高校の隣にある高校なら偏差値的に入れるということで行くことになります。
結果的にはこの高校に通って本当に良かったなと感じています。
担当だった先生が、隣の高校に行きたかったことも知ってくれて、えこ贔屓されているくらい課題を沢山くださったおかげで美術やデザインの楽しさを取り戻すことができました。

西岡:気がつくと高校卒業後の進路を考える時期が来ました。
なぜかまたそこで過信グセが出て「大学行けるんじゃね」と思っていたのですが、担当先生がハッキリと専門学校がいいと言ってくださり、デザインの専門学校へ進みました。

目標を高く持てばできるんだ。やればできるタイプなんだ

ー 専門学校での日々はいかがだったのでしょう。

西岡:入学する前は自分が一番デザイン頑張ると意気込んで入ったのですが、入った途端デザインが全然楽しくなくて、苦痛で、パソコンも触りたくない、道端のポスター自体のデザインも見たくないくらいの状態になりました。
今振り返ると当時自分の中の知識や経験などの引き出しがなさすぎて、自分を過信していたこともあって皆んなについていけない自分が嫌だったのだと思います。
結果的に寝坊、遅刻、勝手に早退をしまくるような学生時代を過ごしていました。

西岡:ここでもまた専門学校の一人の先生が話を色々と聞いてくれて「一回100%じゃなくて、101%でやってみたら」とアドバイスをくれました。
「100%もできてないのに101%って何?」となって先生が何言ってるか全然わからなかったのですが、でもなぜか「やってみるか」となって卒業制作をめちゃくちゃ頑張りました。
それこそ、先生がこんなこと出来るとか知らないだろうなみたいなことも含めて全力を出し切りました。
その結果、評価する先生4人の方々から「よくやったな、そんなことできるのか」と褒められました。
今までは目先のことしか見てなかったけれど目標を高く持てばできるんだと、やればできるタイプなんだと自信になりました。

絵を除いたら自分に価値がないんじゃないかと思う自分がいる

ー 一度ボロボロになったのにデザインの専門学校を卒業まで頑張れたのはなぜでしょう。

西岡:学費を出してくれた親に申し訳ないという思いと、小中高と絵を描くことが大好きな自分がいて、デザインで誰かを喜ばしたいという思いと、専門学校を出なければ仕事が出来なくなってしまうという意地で卒業までこれました。
絵を除いたら自分に価値がないんじゃないかと思う自分もいます。
今まで喜ばしてきた人達を思い起こすこと、絵をプレゼントしたりアートワークをプレゼントしたなと思うと私の存在意義はそこにあるんじゃないかと思っていました。

モヤモヤがある日爆発

ー そして卒業、その後の進路はどうなったのでしょう。

西岡:卒業前に企業に就職するか、フリーランスになるかという選択肢が待っていました。
話した通り中学高校と自分を過信しがちだったのですが、「自分を過信する」ということを思い出して今回は冷静に就職を保留して自分で探すことにしました。

西岡:求人で探してた時に服が元々好きで、デザインも一緒にできたら楽しいなと思って検索窓に
「大阪 梅田 アパレル デザイナー」で検索したらSUPER SPINNS梅田店がヒットして採用していただくことになりました。

西岡:デザイナーの仕事として入社したのですが、店頭に人が足りないこともあり暫くは店頭に立っていました。
でも私はデザインをしにきたのになとモヤモヤを感じながら感じながら3〜4ヶ月くらい店頭に入っていました。
店頭業務は業務で極めてやろうと思ってたので業務している時はいいんですけど、ふと自分一人になった時はモヤモヤしてて。
それがある日爆発してしまいました。
先輩スタッフにレジを教えてもらっていた時に号泣してしまいました。
するとそのスタッフの人が話を親身に聞いてくださって、店長と話してみようと後押ししてくださいました。
店長に話すと「一旦シフトから見直すから」と提案してくださってデザインの仕事を少しずつ出来るようになりました。

忙しさが最高に楽しくて、もっと忙しくせかせかしたい

ー 制作の仕事と店頭の仕事の両立ができるようになってからはどのような変化があったのでしょう。

西岡:デザインと店頭の仕事の両立ができるようになったのですが、ある程度こなせるようになってしまうと「これって自分の成長に繋がってるのかな」と感じることが多くなりました。
そんなタイミングで部署の上司が2人抜けることになって、3人の仕事がひとりになったのですが、その忙しさが最高に楽しくて、もっと忙しくせかせかしたいと思っていました。
時間の経過とともにせかせかした仕事量にも慣れてきて、だんだん時間を持て余し気味になってきて店頭に自分から出たりしていました。
そんな頃フランチャイズの展開でディスプレイとかポスターデザインなどの仕事を一緒にやって欲しいと店長に言われました。
今思えば人生の転機に近いと思っているのですが、新しい店舗のデザインとかやったことがないことに携われることにワクワクして、どこにでも連れて行ってください、なんでもやりますって感じでした。
当時の店長と色んな都道府県に行って、、色んな物を作りました。
ひとつの店舗に80枚のポスターを全部違うデザインでつくるとか誰もやったことがないようなことを体験させてもらい、それが本当に楽しくて今までやったことがないことをさせてもらいました。
このままSPINNSで最高にかっこいい可愛い店舗を作るぞって息巻いていました。

西岡:でもフランチャイズの店舗展開が落ち着くと、元々の業務に戻りました。
当時の店長も異動となってしまい「店長がいなかったら何したらいいんだろう」ってなってしまいました。
梅田店での仕事だけじゃなくてプラスアルファの仕事が欲しかった自分がいたので、当時の店長さんが異動してしまうなら転職しようかと考えていました。
そうこうしているうちに新しい店長さんが来られて、今の現状をお話ししたらめちゃくちゃ親身に聞いてくださいました。
新しい店長さんは前の部署でクリエイティブの難しさを体験されていたのですごく理解をしていただいて、話が終わる頃には新しい店長さんと何かしたいという気持ちになっていました。

西岡:その後店頭に入っていても制作に100%打ち込める環境を店長さんが作ってくださいました。

自分は何のためにデザインがしたいのか

ー 新しい店長のもとどんな変化が訪れたのでしょう。

西岡:それから3ヶ月後ぐらいに社員にならないかとお誘いをいただきました。
その後が大変で、自分と向き合うことが本当にしんどかったです。
その大変さの原因は視野の狭さというか、自分を過信してることを目の当たりにすることがきつかったです。
制作自体も上司から「上司に褒められたいから」頑張っていた自分がいたなと思います。
そこで自分は何のためにデザインをしたいのかを思い出すことにしました。
自分が一生懸命つくった物を見た人たちが喜んでくれてた思い出がそこにあって、多くの人に喜んで欲しいと思っている自分はそこにいました。
今の立場だとその相手はお客さんで、お客さん目線で見やすかったり、あったらいいなと思う販促物とかを考えることなんだと気づきました。
上司からは「姿勢と在り方が大事なんだよ」と言われました。
今ではその姿勢と在り方次第で制作物も変わると感じています。

西岡:今の目標は「自分の手で全てのSPINNSをおしゃれでカッコよく可愛く変えるんだ」です。
これを具体的に、何をしたら達成できるのかを考えている日々です。

誰にも負けない強み。私にとってはクリエイティブ。

ー 西岡さんにとって「ムテキ」とはどんなイメージでしょう。

西岡:自分の中の「誰にも負けない強み」です。
私にとってはクリエイティブを通して誰かを喜ばすことかなと思います。

プロフィール
西岡舞衣【まいぷ / まいぷりん】
大阪府大阪市出身
SUPER SPINNS 梅田HEPFIVE店 グラフィックデザイナー
20歳で株式会社ヒューマンフォーラム(SPINNS)にMacデザイナーとして入社。
現在は梅田HEP FIVE店を中心にVINTAGE、フランチャイズの制作物やディスプレイデザインをするデザイナーとして活躍中。

お客様もスタッフも楽しいと思えるようなお店を”変われるってムテキ”と”ATITUDE MAKE STYLE”そして”クリエイティブ”を通して作っていけるように取り組んでいます!

インタビュアー
大槻彦吾 (g5designs & Co.)
1973年千葉県生まれ。現在は横浜市在住。 転勤族の家庭に生まれ幼少期から27回の引っ越しを経験。
高校卒業後韓国に5年間留学。 アパレルメーカーにて11年間生産・営業部長を経験。退職後ヒューマンフォーラム入社。
5年を経て社内研修を体系化。「人間が人間らしく活きられる」をテーマにキャリア・評価制度・チームビルディングをメインに 現在はg5designs.co.を主宰して持続可能な組織開発にあたっている。