変われるってムテキインタビュー vol.28 SPINNS 広島店 溝田飛鳥

変われるってムテキインタビュー vol.28 SPINNS 広島店 溝田飛鳥

「変われるってムテキ」を世界中に。
それが、私たちスピンズのVISIONです。

世の中に服屋さんは星の数ほどあれど
私たちスピンズは「変われるってムテキ」を伝えたい服屋さん。
自らが変わっていくことで、自分の人生をクリエイトし
ワクワクを世界に伝えていく。

このインタビューは、そんな私たちの「変われるってムテキ」物語です。

今回のインタビューはSPINNS 広島店 溝田飛鳥さんにお話をお聞き致しました。

その出来事をきっかけに頑固だった私の壁が崩れた

ー 溝田さんが一番変われたと感じられた出来事のお話をお聞かせください。

溝田 :私には3歳下の弟と10歳下の妹がいます。
そんなこともあってか昔から「お姉ちゃん」になっていました。
テキパキ動いたり、人とも積極的に関われるタイプでしっかりしなきゃいけないと思っていました。
周囲からもそう見られていましたし、私自身も「私ならできる」と自分に言い聞かせるように考えていました。
それは、少し過信もあったかもしれません。
中学校に入るとそんな性格の私が嫌だったのかわかりませんが、男子生徒からのいじめに遭う事になります。
椅子を折られたりだとか、割とガチ系のいじめを受けていました。
先生も気づいているけど何も言ってくれない状況の中で、私はそこでめげたくありませんでした。
強い私という認識があったので、いじめる子への仕返しを考えた時に「学校に行き続けること」だと考え休まずに行き続けることにしました。
でも、椅子がめっちゃ折られるんです(笑)
一日二脚も折られることもあったりして、三本脚の椅子で授業を受けたこともありました。
そんな状況なので先生が椅子がどんどん折られて行くからお金もかかるという理由で、今の現状を親に伝えていいかと言われました。
相手側の親に伝えていたのかどうかもわからないのですが、私は先生の提案を受け入れるしかありませんでした。

溝田 :電話で親と先生が話をしたのですが、一度学校を一週間休む事になりました。
この一週間で「なんで私が学校を休まないといけないんだろう」とかいろいろなことを考えました。
そんな中であるアーティストの曲を聴いた時、歌詞に感銘を受ける事になります。
その歌詞の内容は「色んな人が生きているけど、今こうやって出会っていることは素敵な事だよ」という内容でした。
この歌詞を聴いた時に、綺麗事とかでもなくいじめてきた子にも大切な人はいて、その人と人生が交わっている事にも意味があるのかもしれないと思いました。
それまでの私は人に対して「私はしっかりしてるけど、あなたは」みたいな冷めた感じだったり、強い自分であることに固執していたところがあったのですが、人に対する考え方が大きく変わりました。

溝田 :「そこまでしっかりしていなくてもいいかな」とか「いじめられてることも親にバレたし、学校も休んだしもう良くない?」と思えるようになって、その出来事をきっかけに頑固だった私の壁が崩れたというか、私の考え方や人との関わり方の基礎が構築されて人生観が大きく変わった瞬間でした。

苦手を皆んなの前で正々堂々と言える凄さ

ー SPINNSに入社することになった経緯はどうだったのでしょう。

溝田 :中学での出来事をきっかけに人と沢山関わる仕事に就きたいと思うようになります。
中学のいじめの出来事で音楽から沢山元気をもらったので、音楽を通じて人と関わる仕事がしてみたいと思い、音楽系の専門学校に行きました。
そこで音楽を学んでいたのですが、服にも興味が出てきます。
いじめられてた自分というレッテルがあったのですが、服を着ることで自信が持てる事を体験して服と音楽を掛け合わせたファッションショーをやる会社に就職しました。
その会社でSPINNSと一緒に仕事をさせてもらう事になって、それをきっかけにSPINNSに入社する事になります。
一緒に働いてた会社の人にもSPINNS合うと思うよと言われて入社してみたら、やっぱり最高じゃんと思いました。

溝田 :最初SUPER SPINNS梅田店で働く事になったのですが、スタッフの人数がとても多い事にまず驚きました。
それよりも驚いたのはスタッフ一人一人が全員と関わろうとしている姿勢だった事です。
いじめの体験で大きく人生観が変わったとはいえ、やっぱり自分主義なところは変わっていないところがありました。
任された仕事は自分一人で完璧にやり切ることが正しいと思っていましたし「出来る私」でありたいと思っていました。
でもSPINNSに入社したら色んな人が関わってくれたり、叱ってくれたり、苦手なことは助けてくれたり、自分以外の誰かと誰かの関わりを見ていても仕事というより人間を感じました。
みんな得意なこともあるし、苦手なこともあるけど補い合って一つのチームになれば良いというのを感じ「はっ」としました。
自分はこれが苦手だけどこれ出来ますということを正々堂々と皆んなの前で言えることがすごいと感じました。

「みんなの苦手を一人一人で補って仕事していくんよ」

ー SPINNSでの仕事は順調に進んでいったのでしょうか。

溝田 :そんな中コロナ禍となり、思うように働けなくなります。
一人暮らしだったので経済的にも難しくなったので一度退社することになります。
その後、実家のある広島に帰って実家から通えばいいんだと思い地元の広島に戻る事になり広島店で働く事になります。
辞めて半年も経っていたのに広島店でスタッフ募集があるから働かないかと以前の店長から声をかけていただけて本当にありがたかったです。

溝田 :広島店に入りたての時、SPINNSのチーム力に惹かれて入ったことは間違いなかったのですが、私からうまくそれを体現できませんでした。
SUPER SPINNS 梅田店は規模が大きかったので役割分担があってチーム力を感じやすい環境だったのですが広島店は店舗の規模的に一人一人にオールマイティが求められると感じました。
すると私の中で再び「出来る人と思われたい」という思いが湧き上がってきて、任された仕事を一人で全部やり切る、苦手なことや出来ないことも「助けて」と言えないようになっていました。

溝田 :その頃、ふとした時に当時の店長さんが「仕事は一人一人苦手と得意があって、その苦手を補い合いながら仕事していくんよ」とさらっと言われたのですが、急にその言葉が心に沁みました。
その事に惹かれてSUPER SPINNS梅田店でも働いていたのに、自分できていないなと感じました。
その言葉をきっかけに「助けて」が言えるようになりました。
嫌なこともやらなければいけないけれど、嫌と言ってみようとかヒントをもらおうとか。
人に助けを求めることが元々苦手だった私が自分らしく働くということ、SPINNSが好きになったり、自分のことを好きになれたのは何かのきっかけというよりかは全体的な流れの中で変わっていった感じがします。
苦手なことを苦手と言ってもいい環境でお互いにお互いを助けようとしている安心感があります。とはいえ目標ややるべきことは皆んな全力で取り組むまっすぐさもあるこの雰囲気はとても居心地が良いですし素敵だなと感じています。

凸凹な人間たちが集まって一つになろうとしている感じ

ー 溝田さんにとっての「ムテキ」とはどんなイメージでしょう。

溝田 :私にとっての「ムテキ」は「自分の苦手と弱さを曝け出して、知った上でも隣に仲間がいる状態」です。
凸凹な人間たちが集まって一つになっている、なろうとしている感じだと思います。

プロフィール
溝田 飛鳥(あす)
広島県広島市出身
SPINNS広島店 メンズ/メンズ雑貨 担当
21歳で株式会社ヒューマンフォーラム(SUPER SPINNS梅田店)に入社
コロナ禍に地元広島に戻り、現在はSPINNS広島店でメンズ部門担当をメインに活躍中。
お客さんの『また来たい』や『変われるってムテキ』を届けられるよう、日々スタッフの皆と元気に楽しく働いています!広島にお越しの際はぜひSPINNS広島店へ!

インタビュアー
大槻彦吾 (g5designs & Co.)
1973年千葉県生まれ。現在は横浜市在住。 転勤族の家庭に生まれ幼少期から27回の引っ越しを経験。
高校卒業後韓国に5年間留学。 アパレルメーカーにて11年間生産・営業部長を経験。退職後ヒューマンフォーラム入社。
5年を経て社内研修を体系化。「人間が人間らしく活きられる」をテーマにキャリア・評価制度・チームビルディングをメインに 現在はg5designs.co.を主宰して持続可能な組織開発にあたっている。