変われるってムテキインタビュー vol.20 SPINNS町田ジョルナ店 高橋恵美

変われるってムテキインタビュー vol.20 SPINNS町田ジョルナ店 高橋恵美

「変われるってムテキ」を世界中に。
それが、私たちスピンズのVISIONです。

世の中に服屋さんは星の数ほどあれど
私たちスピンズは「変われるってムテキ」を伝えたい服屋さん。
自らが変わっていくことで、自分の人生をクリエイトし
ワクワクを世界に伝えていく。

このインタビューは、そんな私たちの「変われるってムテキ」物語です。

今回のインタビューはSPINNS町田ジョルナ店 高橋恵美さんにお話をお聞き致しました。

嫌なことがあったら逃げてきた人生

ー 高橋さんがSPINNSに入社された経緯をお聞かせください。

高橋:21歳でSPINNSに入社したのですけれど、それまでの人生は「逃げていく人生」でした。
ちょっと嫌なことがあったら、すぐアルバイトも辞めちゃってました。
人とつるむことが苦手で「社交的陰キャ」とよく言われます。
大人数も苦手で「ここは合わないな」と感じたら、ここにいたくないと思うタイプでアルバイトも1年以上続いたことがありませんでした。

高橋:SPINNSに入る前に別のアパレルの会社で働いていたのですが、その時初めて1年以上働くことができて「私、アパレルのお仕事好きなのかも」と思いました。
その後、SPINNSのオープニングスタッフで入社して働き始めました。
入社した当初は「嫌なことがあったら辞めるだろうな」と思っていて「1日に3回嫌なことがあったら辞めよう」と決めていました。
でも不思議と3回続くことはなくて、続けて働くことができました。
勿論、嫌なこともあったのですがそれ以上にSPINNSの人達が好きという感情が不思議とありました。

私のことを見てくれている人がいるんだ

ー 嫌なことがあったら逃げてきた高橋さんがどんな経験をしていくのでしょう。

高橋:私にとって最初の大きな出来事は、中野の店舗(2.5SPINNS)に異動になった時です。
初めて女性の上司のもとで働くことになりました。
異動した時はとてもワクワクした気持ちで行ったのですが、色々な事があって毎日泣いて帰るような日々が過ぎていました。
その時は「もう辞めたいな」と考えたりもしましたし、上司に嫌な態度をしてしまっていた事もありました。
今思うと本当にごめんなさいという気持ちです。
そんな日々を送っていたある日、上司から「あなたのこういう態度は良くないけど、こういうところは頑張っていることは知っているよ」と言われたことがあります。
その時まで、そんな風に人から言われたことがありませんでした。
「私のことを見てくれている人がいるんだ」ということを初めて実感できた出来事でした。
それまでは怒りという感情でぶつかることはあったのですが、その上司からは怒りとは違ったその奥にある自分の本心で話をしたり、聞いてくれる存在を教えていただきました。

私が変われたように他のスタッフも変われたらいいな

ーその体験は高橋さんのどのようなところを変えたのでしょうか。

高橋:その後、町田店に戻ることになります。
それまでの私は何かあっても言えない、嫌なことがあったら辞めるとか逃げる選択肢を選んできたのですが、中野店で出会った上司がしてくれたように相手の出来ていることも、まだ出来ていないこともその子にとって受け止めやすく伝えていこうと行動が変わりました。
勿論、本音で伝えていくことは勇気が必要でした。
でも勇気出して伝えて、私が変われたように他のスタッフも変われたらいいなと一歩踏みだす大きな勇気をいただいた気がしています。

高橋:その上司に出会っていなかったらおそらく私は今でも嫌なことから逃げていた人生を歩んでいたと思います。
この出来事は私の人生を全く変えてしまいました。

ー 高橋さんはそれまで嫌なことがあったら辞めるという選択肢をとっていましたがそれはどうしてだと思いますか。

高橋:嫌われたくなかったのだと思います。
自分も嫌だし、人が嫌な顔をしているのを見るのも嫌でした。
だけどそれに対して意見するという選択肢が上司から教えてもらうまでは私の中にありませんでした。

相手がどう思っているかは関係なく、じぶんから関わっていこう

ー その後は順風満帆に進んだのでしょうか。

高橋:相手の良いところも課題も伝えれるようになったのですが、自分が相手の分も頑張ってしまう傾向がありました。
自分じゃなくてもいいお仕事をやってしまうような感じです。
他の人のお仕事を自分でやってしまうと当然キャパオーバーになってしまいます。
私はキャパオーバーになると一杯一杯になってしまうのでスタッフとの交流をしなくなる傾向があります。
そんな頃、町田店の当時の店長から「もっと自分のことも頑張っていいんだよ」と言われて初めて「自分を優先にしてもいい」と気がついた瞬間がありました。
人の成長を応援してはいるけど、人を助けることを優先にしている自分。
勿論それは人を助ける、成長のためと思っての行動でしたけれど後輩の成長の機会を奪っている事に気がつきました。
それを店長に言われてハッとしたというか「自分のこと出来てないわ」と気づかされたのと同時に「自分のことを頑張っていいんだ」という環境をその店長から頂きました。
それからは、後輩の成長のお手伝いはするけど全部はやらないという選択肢ができたと思います。
そのおかげでキャパオーバーになり過ぎなくなりました。

高橋:相手の成長のためにお仕事を奪わなくなることで、余裕が生まれます。
その余裕が生まれたことで、相手に関わることを優先にしていく。
すると信頼関係がまた作られていった気がします。
以前の私は人の目を気にしていたのかなと思います。
「この人って私のこと好きじゃないんだろうな」とか「私と話したくないんだろうな」とかを思わないようにしているけど考えてしまっている感じです。
でも、相手がどう思っているかは関係なく自分から関わっていこうと思えました。
私は関わってもらって嬉しかったことを忘れていたけど、社内研修で思い出すことが出来ました。
関わることで「この子の為に伝えてあげなきゃ」という気持ちと「日頃の感謝」を伝えるようになりました。
誰でも感謝されると嬉しいですから。

高橋:今は社員になれなかったスタッフが来年社員になれるように成長を応援するのも楽しいですし、関わることを辞めないということに今取り組んでいる最中です。初めて10年も働くことができたこの会社にいて今とても楽しいです。

嫌だなと感じるスタッフがいないお店

ー 高橋さんはこれからどのようなことがやってみたいですか。

高橋:私は未来を見ることがとても苦手です。
でもやりたいことを考えてみたら私は「嫌な気持ちを持つスタッフがいない環境」を作ることが今やりたいことです。
私は得意なこととか特に優れていることはないのですが、私がそうであったように「嫌だな」と感じるスタッフがいないお店。もし、いたとしても本心で話せるような環境が作りたいです。

みんなが笑顔でいれたら何事も上に向く

ー 最後に「ムテキ」とは高橋さんにとってどのようなイメージでしょうか。

高橋:私の中でのムテキは「笑顔」です。
お客さんもスタッフも周りの人も私も笑っている方が明るいし、笑ってもらうと安心します。
みんなが笑顔でいれたら何事も上に向くだろうなと思うから「ムテキ」だと思います。

プロフィール 
高橋恵美
東京都出身
SPINNS町田ジョルナ店所属
21歳の時に株式会社ヒューマンフォーラム(SPINNS)入社
SPINNS町田ジョルナ店のオープニングスタッフとして働き、2.5SPINNSにて勤務後
現在はSPINNS町田ジョルナ店で副店長として活動中。
お店に来てくれるお客様、一緒に働いてくれるお店の仲間が、毎日笑顔で帰れるお店を目指して日々頑張っております!
インタビュアー 
大槻彦吾 (g5designs & Co.)
1973年千葉県生まれ。現在は横浜市在住。
転勤族の家庭に生まれ幼少期から27回の引っ越しを経験。高校卒業後韓国に5年間留学。
アパレルメーカーにて11年間生産・営業部長を経験。退職後ヒューマンフォーラム入社。
5年を経て社内研修を体系化。「人間が人間らしく活きられる」をテーマにキャリア・評価制度・チームビルディングをメインに
現在はg5designs.co.を主宰して持続可能な組織開発にあたっている。